● 低迷男子、サンボで強化…柔道
来年2月2日に埼玉県立武道館で行われる「プーチン大統領杯サンボ選手権」の会見が21日、都内で行われた。
来年のユニバーシアード(ロシア・カザン)の代表選考会も兼ね、柔道やレスリング界の猛者も出場する。
日本のサンボ人口は300人で、レベルが高いとはいえない。
レスリングはインカレ王者レベル、柔道も上級者が試合に出場する予定で、代表の座を射止める可能性が高い。
「サンボは関節技など柔道に生かせるところが多い。違う競技をやることで心も鍛えられる」と
全日本学生柔道連盟の佐藤宣践(のぶゆき)会長(68)。
東海大柔道部監督時代にはロサンゼルス五輪無差別級金メダルの山下泰裕(55)に
サンボの選手との試合を組んだそうで、ロンドン五輪で金メダルがなかった男子柔道の強化に役立つと考えている。
代表決定後には本場ロシアへの遠征も予定されている。