● 内柴被告「乱暴は事実でない」 被告人質問で無罪主張
指導していた大学の女子柔道部員を未明に合宿先のホテルで乱暴したとして、
準強姦罪に問われたアテネ、北京両五輪の金メダリスト内柴正人被告(34)の第5回公判が28日、
東京地裁(鬼沢友直裁判長)であり、弁護側の被告人質問が始まった。
被告は「部員が寝ていたときに性行為したというのは事実ではない」と述べ、
あらためて同意があった上での行為だったと無罪を主張した。
内柴被告は、事件前に部員らと入ったカラオケ店で、
部員の方から抱きつかれ、キスや性的な接触をされた、と供述。
そういった経緯から「部員も性行為することに了承していたと思った」と説明した。