● 柔道五輪選手に技学ぶ
柔道のロンドン五輪代表選手らが小中学生を指導する「柔道フェスタ」が14日、
広島市中区の広島県立総合体育館武道場であった。
中四国地方から約600人が参加。
男子60キロ級銀メダリストで、広島市南区出身の平岡拓晃選手(27)=了徳寺学園職=ら
4人に世界レベルの技を学んだ。
各選手が得意技を披露し、スピードや豪快さに子どもたちは歓声を上げていた。
平岡選手は「(背負い投げは)引き手をうまく使い、相手の懐に入り込むスペースをつくるのが大事」と説明した。
廿日市市の野坂中3年佐藤赳君(15)は、
男子100キロ超級代表の上川大樹選手(22)=京葉ガス、崇徳高出=と勝負した。
「投げられた時は一瞬何が起きたか分からなかった」と目を丸くしていた。