●正木選手に県特別賞 パラリンピック柔道男子で金
ロンドン・パラリンピックで金メダルを獲得した
柔道(視覚障害)男子100キロ超級の正木健人選手=南あわじ市出身=が25日、
兵庫県庁を訪れ、井戸敏三知事から県スポーツ賞の「特別選手賞」を受け取った。
育英高出身の正木選手は「パラリンピック4連覇を目指したい」と今後の抱負を語った。
特別選手賞は、国際大会でメダルを獲得するなどした県内出身者らに贈っており、
パラリンピックの選手が同賞を受賞するのは初めて。
正木選手は「大会前、全試合一本勝ちでの優勝を目標にしていたが、果たせず悔しかった」と振り返った。
今後については「自信はあるが、毎試合何が起こるか分からないので、
体や精神面の弱い部分をさらに強化したい」と話した。
井戸知事は「これからも活躍して、障害のある人に夢を与え続けてほしい」と激励した。