大阪市立汎愛高校 五輪女子柔道・銀メダリスト、杉本選手が来校
●先輩の偉業、誇りに
大阪市立汎愛高校は、今夏のロンドン五輪柔道女子78キロ超級銀メダリストの杉本美香選手(28)の出身校だ。
普通科に加えて体育科と武道科を設置し、スポーツに力を入れているが、五輪メダリストが誕生するのは初めて。
来月にも、杉本選手の手形が入った記念碑がお披露目される。
杉本選手は同校武道科の8期生。在校当時は女子柔道部で技を磨き、主将としても部を引っ張った。
当時の杉本選手を知る部の顧問は「素直で真面目な性格。普段の生活態度もよかった」と振り返る。
杉本選手は卒業後、筑波大に進学し、現在はコマツ(本社・東京都)に所属している。
ロンドン五輪終了後の今月5日、同校は杉本選手を招き、全校生徒が出席して銀メダル獲得報告会を講堂で開催。
柔道部主将の男子生徒が生徒を代表し、ロンドンでは一歩も引かずに攻め続け、とても感動しました。
汎愛の誇り、柔道家の誇りです。杉本選手のように、
強くなれるよう、稽古に励みたいとお祝いの言葉を贈った。