柔道ニュース

2012/09/22


吉田秀彦が来年現役復帰へ

超豪華「パーク24」道場完成


92年バルセロナ五輪柔道男子78キロ級金メダルの吉田秀彦監督(43)率いる

男子実業団1部「パーク24」の初の道場が東京・目黒区内に完成し、

19日に完成記念式典が行われた。

約170坪(約562平方メートル)の敷地に、

地上6階・地下1階の超豪華施設で、総工費は非公表ながら十数億円とも。

吉田城を披露した監督は「創部3年目で立派な道場を会社に造っていただいた。

これに見合う結果をどんどん作っていきたい」とあいさつした。

柔道場は2面分の約150畳あり、

浴室とトレーニングルームのある地下には女子選手の出げいこも見越した女子浴室・更衣室も完備。

今後、土曜日の夕方に一般開放し、少年柔道教室の実施も予定している。

出身の柔道私塾「講道学舎」が閉塾するが、

吉田監督は「選手しかり、多くの人にきてもらいたい」と講道学舎に代わる新たな“柔道パーク”を理想に掲げた。

来年はプロ格闘家引退から3年。

全日本柔道連盟規定の選手登録も可能になり5月1日付で選手復帰を目指すという。

16年リオ五輪こそ目指すことはないが、

吉田監督は「目指すはチームの優勝。来年は僕も出られますので。お楽しみに」と満面の笑みで話した。

 

◆海老沼、次は金メダルだ!

ロンドン五輪男子66キロ級銅で今春入社の海老沼匡(22)が、

師匠・吉田監督から「これだけの環境をつくってもらったんだから銅ではなく、金メダルを取らないといけない」と

ハッパをかけられた。地下には海老沼が減量のためにと要望したサウナ室も完備。

10月末の世界団体選手権(ブラジル)で再出発するパーク24のエースは

「また強くなったと言われたい」と意気込んだ。











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