●　公益財団法人全日本柔道連盟公認柔道指導者資格制度

全日本柔道連盟では柔道指導者のさらなる資質向上と正しい普及発展を目的として、

平成20年に指導者養成プロシェクトを立ち上げました。

そして日本柔道の将来を見据え、指導者の指導力向上を図り、社会的信用を高め、

地位を確保する事を目的に、平成25年度より柔道指導者資格制度を完全導入することになりました。
　
本制度は、すべての指導者が資格取得によってその指導力を証明すると同時に、

定期的な更新講習を通して継続的な指導力向上を行うものです。

平成25年度からは資格の取得は複数日にわたる講習会の受講と審査試験を経ることか必要となりますが、

平成24年度までの現役指導者については、これまでの指導経験を考慮し、

かつ現場での混乱を避けるために特別に移行措置を準備しました。
　
多様化する現代においては、指導者に求められる役割と責任かますます大きくなっています。

多くの指導者が公認資格を取得し、継続的に研修活動を行うことで、多くの知見を得て、

経験を言葉にそして知識を知恵に変換してより良い指導を行って頂きたいと思います。